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長ねぎNEWS&FAQ

特に 《こだわり》を もって 栽培中!

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「長ねぎ」と言えば、関東や中国地方が有名ですが福島県でもたくさん作られており、特に県南地区で盛んです。

会津全域でも作られていますが、猪苗代町で本格的に取り組んでいる農家は今のところ【そーま農園】だけ、と聞いております。

「長ねぎ」は白い部分の長い、根深ねぎ(白ねぎ)、関西では緑色が大部分の葉ねぎと大きく分かれます。

【そーま農園】で作られる「長ねぎ」は土を寄せて軟白化させた根深ねぎがほとんどです。

年間を通して冷涼な気候であることから、夏ねぎの栽培も取り組んでおり出荷量はさらに高くなる予想です。


10月半ばになると霜が降りはじめる福島県。

寒さに当たると甘くなると言われるねぎは会津の気候に良く合っていると言えます。


     種蒔きから出荷まで
播種

264穴のチェーンポット  (ペーパーポット)を使用します。
2cm程に畳まってる紙を広げ、 専用の型に嵌め込み、培土を投入し圧縮、一般的に使用している 水稲用育苗箱に専用敷紙をセット、育苗箱をかぶせひっくり返しすと円形の床ができます。

専用ポットシーダー(目皿)の窪みに コート種子(2L)を敷き詰め
床(穴)に合わせて落とします。写真は3粒ですが通常は2粒です。覆土をのせ鎮圧して完了。当園では初回2月末から順次行います。 播種機セット  レンタルします
育苗ビニールハウスで2ヶ月間管理します初期はタップリの散水後被覆シートをベタ掛けして、 ハウス内温度に注意しながら約10日間放置。芽が出揃ったら被覆材を撤去、乾燥しないよう適宜散水当園は県内でも有数の豪雪地帯なので 外気は氷点下が当たり前、なので都度パオパオ等を 使って保温します。15cm前後まで成長したら 定植準備です。
苗も直売  しています!

定植
予め、土壌改良剤、ミネラル資材等、を投入し 砕土耕耘しておきます。株元になる部分に肥料を散布後に土寄せ作業する管理機に合わせて 畝幅を決め、深さ15cm程の溝を作ります育ち過ぎた苗は、そのまま移植すると 倒れてしまいますなので15センチ程度にカット、 切ることで病気を抑える効果にもチェーンポット専用の移植機で定植。  【薬剤同時散布で害虫退治】育苗箱の角から 1ブロックのポットを引き出し、移植機をそのまま後退させるだけで アッという間に1枚完了、覆土もしてくれます!苗1枚の移植は約13m 写真は2枚分です土壌内の微生物活用で 害虫や雑草を抑制するため 秘密の液体をタップリ散水します。移植機(ひっぱりくん)  レンタルします


管理
1シーズン5回の土揚げを行います。専用ロータリーを管理機にセット、順次ローターを変えながら初期は土を揚げる? ではなく寄せる程度
ここからは揚げていきます
目安は青い部分の分岐を 越えないよう、 収穫直前まで実施。当園では「完全無農薬栽培 とまではいきませんが、殺虫剤や 除草剤は殆ど使用しません。  季節の変わり目、特にお盆明けの 夜温が低くなる時期に「サビ病」が 発生するので、事前に病害対策を 投入します。

収穫
軟白部分(白ネギ)が根元から 30cm以上になったら収穫開始、定植からの約半年間、 風雨に晒した土は締まっている畝の片側だけ根切りと掘削、あとは手作業で簡単に抜き取れ、付着した土をある程度 乾かしたら運搬です。


収穫しながらも現地直売!


選別
収穫したネギは生きています。  寝かせて保管していると陽の光に向かっ て先端が起き上がり曲がってしまいます。
当園ではコンプレッサーを利用した 圧縮空気で瞬時に剥きます。ほんの少しだけ根っこを残したまま 外側の葉をはがします。出荷先に依って規格は違いますが近郊の青果市場では、根元35cm以上 の白ネギ、全長58cm、 青い葉は3〜4枚残しです。みずみずしさを保つため、 出荷直前にカットします。
切り落とした緑の部分は 加工食品に利用します

 
梱包
箱詰めは青果市場出荷
規格別に太さだけではなく 重さも統一して揃えます。2L/500g3本 ・ L/400g3本  M/400g4本  ・ S/400g5本 

袋詰めは 近隣のスーパーマーケット、 直売店向け。
不特定多数の人が触るので 衛生面を考慮しています。
 






他に、地元の手打ちそば屋さん2軒 ラーメン屋さん1軒、焼き鳥屋さん1軒 レストラン2軒に、随時供給しています。




ドロッ!としてる液体は 『ムチン』といいます。




ねぎの香り独特な香りは硫化アリルという 香気成分だと言われています。硫化アリルは食欲を増進させたり、 殺菌効果、また疲労回復の効果が 期待できると言われています。油で調理することで成分が壊れにくくなる と言われているので、硫化アリルを効果的に 摂取できるように食べましょう!


真冬もハウス栽培

お盆頃に種まきした苗を 晩秋に定植外気は氷点下!でも 暖房施設はありません凍結しまいと糖度をあげて 身を守ります雪融けが始まる頃から出荷



まぎらわしい表現ですが
越冬(寒中)野菜とは
秋に収穫したものを雪室に保存する。

雪下(雪中)野菜

無加温で寒さに晒して栽培する。

 

なぜ甘くなるの?
「雪下野菜」に共通するのが、凝縮された「甘さ」。
生きている野菜たちは、寒さで凍りついてしまわないように、
凍りやすい水分などを糖分に変化させ、寒さをしのぎます。
その結果、甘みをより感じるようになるのです。
「雪下野菜」の美味しさは、野菜たちが寒さに耐えて生き延びようと、がんばってくれた証。

最近では産地間の有利販売に向けて、雪中貯蔵方法が研究されるようになり技術が確立してきました。
その後、同じ時期に収穫できる野菜が台頭したり、ハウス栽培ができるようになり、この重労働が伴う雪中野菜は一気に衰退し、今ではこだわりの農家たちだけで行われている農法です。


越冬ネギ秋収穫直後からハウスにて保存

冬期間でも直売受注が殺到! 安定供給の為、保存します。
ハウス内は夜間氷点下、日中高温 の繰り返し、傷みが早いので、
後半は刻み用として・・

長ネギはこんな方にオススメ疲れやすい、疲れが抜けない血行不良、冷え性血液をサラサラにしたい肩こり、腰痛がある生活習慣病の予防回復促進、風邪予防不眠症、ストレス鼻水、鼻詰まり物事に集中できないイライラする便秘やむくみを解消したい代謝を高めたい

過去のスタイル雪下ネギ 半月早い大雪で収穫直前の約2万本が雪下に・・・(泣く)
そのまま冬季間少しずつ掘り起こしながらの直売、これが大反響 ?
青い部分は雪の重みで折れましたが甘いのなんのって!
しかしココの豪雪地帯では労力に見合わず、この年だけのスタイルでした。

2017年11月28日
 2018年1月25日
 2018年2月9日 
  



今年の生育状況
夏取りネギ 5,000本
例年より1ヶ月遅れで定植しており、まだまだ未熟ですが薬味には使えます

2018年11月30日                     
2019年2月5日                     
2019年4月16日                   
2019年4月22日                    
2019年4月23日
露地へ移植しました





秋取りネギ 初回 40,000本
3月上旬に種まき⇒育苗中
2019年4月25日



 2回目 50,000本

4月上旬に種まき⇒育苗中
2019年4月25日




左側2回目、右側1回目



                       

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